

「ダイバーシティを推進する人のダイバーシティ」セッション ご参加をありがとうございました。
今回、私は、それぞれの人の思いと行動の先に連動する世界のダイバーシティを見ました。
小澤さんは、女性躍進というものに違和感を持ちつつ、今その本質を問いながら。女性としての視点のみでなく、経営者としての視点から、広くさらなる推進を模索する。
永島さんは、国内外での現場原体験の後、結果をコミットする人事コンサルティングに邁進する中で、世界や人の変化に触れ、常に抽出し、アクションへの反映を繰り返す。
それぞれ自身の非常にユニークなダイバーシティを元に、企業経営に関わり、それは同時にその先の世界と一人一人の人間の今を透視している。世界、企業、人、それぞれに変化があり、影響を及ぼし合い、進化していく。その時に、それぞれが何を思い、どう行動するかは、イキイキと生きていくことそのものだとダイバーシティの意味を解釈したいと思います。
セッションのストリーミングを準備中です。資料のみ先行して公開いたします。
10・3(金)18:30-20:00 TEAMS会議
「ダイバーシティを推進する人のダイバーシティ」感動セッション
小澤 浩子さん ㈱PR TIMES / サンコール㈱ / 九州旅客鉄道㈱ 社外取締役 元)㈱ソニー・ピクチャーズエンタテインメント ヴァイスプレジデント ㈱スター・チャンネル 代表取締役副社長
永島 寛之さん トイトイ合同会社 最高経営責任者 中央大学客員研究員 元)ソニーマーケティング ニトリ人事責任者 レノバ執行役員CHRO
コメント)望月 賢一さん 富山大学 地域連携推進機構 協力研究員 元)ソニー人事役員
木村 克彦 感動プランニング代表
<セッションでのキーワード>
小澤さん)
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女性活躍推進の根本にあるのは、女性の活躍を推進することではなく、やる気と能力のあるすべての人の活躍を推進すること。
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夢中になって苦しい思いで切り抜けた仕事の筋トレ経験がステップアップのためには必要。守ろう助けようとする意識から、チャレンジできる機会を失わせているケースもよくある。
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女性の“自信が無い”“自分には無理”という意識が障壁になっている事も多い。でも、少し背中を押すだけで前に進めるケースも多く見てきた。
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ダイバーシティは社会貢献だと誤解されがちだが、ダイバーシティの推進は企業の義務ではなく、もはや発展と存続のための必要条件。
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ダイバーシティ:多様性(D)から+受容性(D&I)+公平性(DE&I)への進化
永島さん)
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今、意味に納得しないと頑張れないZ世代のマネジメントが課題。
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組織運営は、多様な人材に加え、関係性構築がキー。その中で健全な対立が価値を生んでいく。
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車椅子社員採用の原体験。知っていたら採用しなかっただろうアンコンシャスバイアスは熟慮の必要を実感。
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多国籍チーム運営の原体験。あえてまとめないリーダーシップ。
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DIEへのトランプ逆風下も、看板だけは終わり中身が実装されている段階
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単一性の息苦しさからの解放、多様性へのシフトに違和感を持つ社会の実態もある。
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様々な分断を埋める→架け橋をつくる
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昭和:価値観を同一化、平成:成果を問う、令和:行動を揃える
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経営全体のISSUE>人事施策に反映>企業カルチャー
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それがインクルーシブエコノミー経済価値、ウェルビーイング社員や顧客の幸福感につながる。
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自分は元来苦手な組織運営を学びで克服
お二人)
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反対意見も含めてDEIであることに共感
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女性躍進の話は、男性の中の業務特性においても同様
企業と世界と一人ひとりのためのダイバーシティのトライアングル視点)
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企業でのダイバーシティ推進は世界や一人ひとりのために役に立っていく。ある区分で同じ仕事をやっている現状は解放されていくべき。
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製造ラインのように同質性が効率を生んでいた事業構造から、ソフトウェアといった多様なアイディアへが求められる事業へのシフト。
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同質性を正としないで、全然違う考え方の人が一杯いることに対して慣れる事。今の世界情勢の見方も国によって視点が全く異なる。
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ダイバーシティ経営の推進により、様々な事情を持つ人のキャリアアップを可能とする事で、山登りで突然視界が開ける瞬間を多くの人に経験してほしい。
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自分はステーブルに成果を出すタイプではない、その力が活きる職を探してきた。
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自分が困った時迷った時にかけてもらったちょっとした言葉が助けになった、その経験をお返ししたい。
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世界におけるダイバーシティへの反発、違いが分からない、これから巻き込んで乗り越えていく。
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ダイバーシティを推進するには、それを否定する人を否定してはいけない、その度量が試される。
私にとってのダイバーシティの本質)
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いろいろな状況を抱えるすべての人がそれぞれの能力を最大に発揮して、新しい景色を見る素晴らしい体験をすること。
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みんなの幸せ、成果を前提として、どうしたらより良くなるか、みんなが対等に話している状態。
私が描くダイバーシティあふれる未来)
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ダイバーシティと誰も言わなくなる自然な状態、あえてキラキラした未来は描かない。
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なかなか進んでいない、とはいえ過去の状況と比較すると、ゆっくりながら着実に一歩一歩進んでいるとも感じる。未来は楽観的だと考えたい。
自分自身の貢献)
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自分が大きな貢献できるとは思っていないが、少しずつでも伝えていきたい。
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フェアに、能力がある人は能力を出し、見逃される人が少なく、評価されていくよう、HRのテクノロジー含め、できる限りやっていきたい。
参加者のみなさんへ)
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ダイバーシティを議論の真ん中に置いておくことは大事、問題意識を持ち続ける、定期的に話題にすることで、みんなが普通にその視点で物事を考えられるように。
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当たり前の時代が早く来ればいい、それが風化されないで問題提起されていくことがとても重要。

”ダイバーシティは「多様性」を意味し、異なる背景や特性を持つ個人が共存し、その違いを尊重すること”
この視点でわれわれは今どういう状況にあるでしょうか。世界的にも日本においても、政治・経済・社会各面での停滞感や空白感を感じることが多くあります。
それはどういうことなのでしょうか。表面的には気が付かない中で、重要な変化や進展、課題が生まれているのではないか。そこから現れている事象から本質を探ることができるのではないかと考えます。
今回も、企業や団体の中でダイバーシティを専門的に推進される方から、日常生活の中で違和感やヒントを感じている方までが一緒に、多角的に洞察する中で掴んでいきませんか。視点が多ければ多いほど膨らませていくことができます。
ご登壇のみなさまにはざっくばらんに伺っていきます。
◆ご注力テーマを離れた広い範囲での気づきやご認識
◆どうしてここまでエネルギッシュに取り組んでいるのか、ダイバーシティに感じる魅力の源泉は
◆ダイバーシティは企業人事/人材関連マター全体の中で、どういう位置にあるか
◆ダイバーシティ視点から、世界は全体としては進化しているのか、われわれはどう生きていくべきか
お忙しい中のご登壇に厚く感謝申し上げます。
少しでもご関心をお持ちの方にはどうぞお気軽にご参加ください。
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10・3(金)開催の感動セッションは、ダイバーシティです。
ダイバーシティ多様性と言われ始めてから久しく、各所で様々な進展があるでしょう。企業、社会、世界、人が集まるところには必ず多様性を見出すことができ、その可能性とこれから解決していくべき課題の両方が広がり続けているように思います。
今回、角度を変えたアプローチは「ダイバーシティを推進する人のダイバーシティ」
ダイバーシティのプロが考えるダイバーシティ共通の本質
お二人がダイバーシティに尽力を続ける理由
ご専門の領域に取り組みながら、今、世界のダイバーシティ全体がどう見えるのか、また、ご自身がそもそもなぜダイバーシティに取り組むのか、改めて根幹を振り返り、ご自身を深堀したお話と、これまで接点のなかったお二人の対話の中から、新たな気づきや発見を模索したいと思います。
10・3(金)18:30-20:00 TEAMS会議
「ダイバーシティを推進する人のダイバーシティ」感動セッション
当日のご参加はこちらから TEAMS会議
■ご登壇者
小澤 浩子さん ㈱PR TIMES / サンコール㈱ / 九州旅客鉄道㈱ 社外取締役 元)㈱ソニー・ピクチャーズエンタテインメント ヴァイスプレジデント 元)㈱スター・チャンネル 代表取締役副社長
ソニー㈱において海外事業に従事、ソニー・ドイツ駐在や、ソニー・オープンなどのコーポレートイベントの企画・運営等を経た後、㈱ソニー・ピクチャーズエンタテインメントにて、有料専門TVチャンネルの経営に従事。ソニー・ピクチャーズの出資企業において経営者を歴任。現在は、複数企業において社外取締役を務める。ダイバーシティ推進に関しては、地方自治体や企業からの依頼を受け、全国各地で講演を実施。
今や企業発展のための必要条件となっているダイバーシティだが、その推進には多くの課題が存在する。特に多くの誤解が存在している女性活躍推進について、女性と経営者の双方の視点から、自身の経験を交え、誤解と課題の解決のヒントについてお話しします。
永島 寛之さん トイトイ合同会社 最高経営責任者 中央大学客員研究員 人的資本経営推進協会 理事 AICX協会人事 AI変革推進委員会 委員
ソニーでマーケティングに従事し、米国駐在を経てニトリに入社。人事責任者として組織変革を指揮した後、再生エネルギー開発のレノバで執行役員CHROを務めるなど、多様な組織で人の力を引き出すことに尽力。専門は対話型組織開発とHRテクノロジーの活用。
現在は中央大学客員研究員として「退職者の価値と関係性構築」を研究しながら、複数の企業で社外取締役や顧問として活動。異なる背景を持つ個人と組織、個人と個人の間に橋をかけ、関係性を構築する採用・育成戦略、制度設計が得意分野。
セッションでは、性別や国籍、価値観の異なる人々が対話を通じて理解し、協力することで組織が進化するDEIの本質と、私がこのテーマに尽力する理由についてお話しします。
<感動セッション>
2019年に企業のボトムアップの取り組みとしてスタート。テクノロジー、エンタテインメント、ダイバーシティからサステナビリティまで、トップマネジメントから新入社員まで、自在に愉快に横断しながら、各社に展開。感動は私たちが生きる世界のどこにでもいつでもある。誰もが違って どれもが極限 。確かな実感に偽りはない。多様な実感を合わせた中にヒントがあるはず。累計開催は200回、参加20万人を超過。「心を震わす ひとと世界のよりよい未来をつくろう」どこまで続きます。
問い合わせ先 感動プランニング https://www.kandoplanning.com/ kandoplanning@outlook.com https://www.facebook.com/kimura.katsuhiko.kando





























